皆様、こんにちは!
日本は、寒暖の差が激しい日が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?
体調管理にはくれぐれもお気を付けください。
本日は、東南アジアのECプラットフォームであるLAZADAについてご紹介します。
LAZADA(ラザダ)とは、Alibabaグループ(阿里巴巴集団)が運営するECプラットフォームです。マレーシアを中心に運営しており、シンガポール、ベトナムやタイ、インドネシアにも同様なECプラットフォームを展開しています。つまり、複数の国にまたがったAmazonのような存在です。
東南アジア、特にASEAN諸国はAmazonは進出しておらず、LAZADAや11street等、日本とは異なるECプラットフォームが主流になっています。
LAZADAの特徴としては、主に以下の2つがあります。
特に、セラーアカウントの開設条件は、ローカルセラーとインターナショナルセラーで大きく異なるため、開設する際は注意が必要です。
LAZADAに出店するには、以下のいずれかのアカウントを開設する必要があります。出店料は無料です。
Lazada マレーシアをはじめ各国の出店に特化したアカウントです。
Lazada マレーシアへ出店を行った場合は、Lazada マレーシアのみ商品の出品が可能です。
一方、ASEAN内の複数国のLazadaへ商品の出品を行いたい場合、各国のLazadaへそれぞれのアカウントを取得・開設する必要があります。
但し、原則としてLAZADAマレーシアでアカウントを開設し、その売上や顧客評価が一定の水準をクリアすると、他国へのアカウント開設が許可されるようになっています。
また、さらに、ローカルセラーには居住要件があり、現地法人が必須になります。
LAZADAが進出しているすべての国に商品を出品することが出来るアカウントです。
現状はASEANのいずれかの国へ現地法人が必要になります。
インターナショナルセラーのアカウントを作成する際、LAZADA Hong Kongへ開設手続きを行う必要があります、審査が厳しく、容易に開設が出来ないのが現状です。
配送についても、アカウントについて条件が異なります。
ローカルセラーの場合は、マレーシアをはじめ各国の倉庫に配送し、そこから個配(個別配達)されるイメージです。
インターナショナルセラーは、配送のレベルが非常に高いのが大きなポイントになります。
現状では、LAZADAは参入障壁があるため、日系企業が思うように進出できていないケースが多いです。
しかしながら、今後東南アジアのECは成長が期待されることや、まだブルーオーシャン(競合が少ない)状態ですので、是非LAZADAへの出店をご検討されることを推奨いたします。